クローバー内科醫院

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胆のうがん・胆管がん

胆のうがん・胆管がんについて

胆のうがんと胆管がんは、胆のうや胆管にできる悪性腫瘍(がん)の総称です。
どちらも日本では比較的まれながんですが、進行すると治療が難しくなるため、早期発見がとても重要です

胆のうがんとは

胆のう(胆汁をためる袋状の臓器)にできるがんです。
胆のうがんは、初期には症状がほとんどなく、
健診のエコーで偶然見つかることがあるため、定期的な検査が大切です。

発生のリスク因子

  • 胆のうポリープ(特に10mm以上の腫瘍性ポリープ)
  • 胆石症
  • 慢性的な胆のう炎
  • 加齢(高齢者に多い)
  • 女性にやや多い傾向

胆管がんとは

胆汁の通り道である「胆管」にできるがんで、

  • 肝内胆管
  • 肝外胆管(肝門部・中部・下部)

など、発生部位によって性質が異なります。

胆管がんのリスク因子

  • 原発性硬化性胆管炎(PSC)
  • 膵胆管合流異常
  • 肝内結石
  • 慢性肝疾患(B型肝炎・C型肝炎 など)
  • 高齢
  • 糖尿病・肥満・喫煙

症状

初期は無症状のことが多く、進行してから症状が現れることがあります。

代表的な症状

  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
  • 右上腹部の痛み・違和感
  • 体重減少
  • 発熱やだるさ
  • かゆみ
  • 便が白っぽくなる(胆汁の流れが悪くなるため)
  • 尿が濃くなる

これらの症状がある場合は、早めの医療機関受診が必要です。

診断方法

当院では初期評価として以下を行います:

  • 腹部エコー検査
     胆のうの厚み・腫瘤の有無、胆管の拡張などを確認
  • 血液検査
     肝機能、胆道系酵素、腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)

エコーで異常が見られた場合は、さらに専門医療機関と連携し、CT / MRI / MRCP、造影エコー等の精密検査が必要となることがあります。

治療

胆のうがん・胆管がんの治療は、病期(ステージ)発生部位 によって異なりますので、発見次第専門医療機関へご紹介いたします。

主な治療

  • 外科的切除(手術)
     根治を目指す最も重要な治療法
  • 化学療法(抗がん剤)
  • 放射線治療(症例に応じて)
  • 内視鏡治療(ERCP)
     胆管が詰まっている場合はステント留置により黄疸を改善

進行度に応じて、複数の治療を組み合わせます。

早期発見のために

胆のうがん・胆管がんは、早期は症状が出にくいため、

  • 健康診断で「胆のうの壁が厚い」「胆嚢ポリープがある」
  • 胆石症を繰り返している
  • 胆道系酵素(γ-GTP、ALP、ビリルビンなど)が高い
  • 胆管が拡張していると言われた

という場合は、定期的な腹部エコーでのフォローが大切です。

当院での対応

クローバー内科醫院では、

  • 腹部エコー検査による胆のう・胆管のチェック
  • 血液検査による肝機能・腫瘍マーカー測定
  • 胆のうポリープ・胆石・胆嚢壁肥厚の定期観察
  • 必要時の専門医療機関への迅速な紹介
  • 生活習慣病(糖尿病・脂質異常症)の管理

などを行っています。
「エコーで異常を指摘された」「黄疸がある」「右上腹部の痛みが続く」などの場合は、お早めにご相談ください。