クローバー内科醫院

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大腸ポリープ

大腸ポリープとは

大腸ポリープとは、大腸の内側の粘膜が一部盛り上がってできる“できもの”のことです。
多くは良性ですが、時間の経過とともに大きくなり、一部ががんに変化することがあります。

大腸ポリープの種類

大腸ポリープにはいくつかの種類があり、その中でも特に「腺腫」と呼ばれるものは前がん病変として知られています。
腺腫を早めに見つけて切除することで、将来の大腸がんを予防することができます。ポリープが小さいうちは自覚症状がほとんどなく、健康診断の便潜血検査で指摘されて初めて見つかることもあります。大きくなると、血便や便通の変化などの症状が現れることがあります。

大腸ポリープ切除について

大腸カメラ検査では、大腸全体の粘膜をすみずみまで観察し、ポリープが見つかった場合はその場で切除する日帰り手術が可能です。内視鏡の先端から専用の器具を出して処置を行うため、体への負担も少なく、検査と治療を同日に行うことができます。
当院では、拡大観察や特殊光、画像処理などを用いてポリープの性状を詳細に確認し、前がん病変である腺腫かどうかを見極めたうえで切除しています。
切除を含めた検査時間はおおよそ30分程度で、入院の必要はありません。
ただし、ポリープの大きさや形、数によってはその場で切除できない場合もあり、その際は連携している専門医療機関をご紹介し、スムーズに適切な治療を受けていただけるようサポートしています。・ポリペクトミー
ポリープの根元にスネアをひっかけて締め付け、高周波電流で焼き切ります。
適応:茎のある(キノコ状の)ポリープや比較的小さなポリープが対象です。

・コールドスネアポリペクトミー
電流を使わず、スネアでポリープを締め付けて切除します。
熱による組織へのダメージが少なく、切除後の出血や穿孔(腸に穴が開くこと)のリスクが低いのが利点です。抗血栓薬を服用している方にも安全に実施できる場合があります。

・内視鏡的粘膜切除術(EMR)
ポリープの下の粘膜下層に生理食塩水などを注入してポリープを盛り上がらせ、その部分にスネアをかけて高周波電流で切除します。
比較的大きなポリープや、平坦で広がりがあるポリープなど、コールドスネアポリペクトミーでは一括して切除しにくい病変が対象です。

切除後にご注意いただくこと

ポリープを切除したあとは、粘膜に小さな傷ができた状態になります。
安全に回復していただくために、いくつか注意していただきたいことがあります。・検査当日
ポリープ切除後は、腸の粘膜に小さな傷ができている状態です。
当日は、ゼリー・プリン・ヨーグルト・豆腐など、腸を刺激しないやさしい食事をとるようにしましょう。様子を見ながら少しずつ普段の食事へ戻していきます。油分の多い料理や香辛料・アルコールなどは、傷口を刺激しやすいため数日間は控えてください。

・入浴
当日は軽いシャワーのみ可能です。翌日からは湯船につかる入浴もできますが、1週間ほどは長湯を避け、短めに入るようにしてください。熱いお湯やサウナは血流を促し、出血の原因になることがありますので控えましょう。

・飲酒
血行促進のため、出血の原因となることがあります。切除方法や病変の大きさにもよりますが3日~1週間ほどは控えて下さい。

・運動
ポリープ切除後は、腸の傷口から出血するリスクを減らすために安静が大切です。
軽い散歩程度であれば問題ありませんが、腹筋に力が入るような運動(ジョギング・筋トレ・ゴルフ・テニスなど)は、1週間ほど控えるようにしましょう。また再開可能な時期は、お体の状態だけでなく、運動の内容によっても変わってきますので、あらかじめ医師にご相談ください。

・旅行・出張
長時間座っているだけでもお腹に圧がかかり、出血のリスクが高まることがあります。
そのため、1週間ほどは長時間の移動を控えてください。特に飛行機の搭乗は、気圧の変化によって出血のリスクがさらに高くなるため、避けていただくことをおすすめします。