クローバー内科醫院

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急性膵炎

急性膵炎について

急性膵炎(きゅうせいすいえん)は、膵臓に急激な炎症が起こる病気です。
突然の強い腹痛で発症し、入院治療が必要になることもあるため、早期の診断と適切な対応がとても重要です。

急性膵炎とは?

膵臓は、消化酵素を腸へ送り出したり、血糖を調整するホルモン(インスリンなど)を作る重要な臓器です。
急性膵炎では、膵臓の中で消化酵素が異常に活性化し、膵臓自身を攻撃してしまうことで炎症が起こります。

主な原因

急性膵炎の原因として多いものは次の2つです。
✔ 1. アルコール
大量飲酒・長期の飲酒習慣が原因になることがあります。
✔ 2. 胆石
胆管に石が詰まり、膵液の流れが妨げられることで膵炎が起こります(胆石膵炎)。
その他の原因としては、

  • 高脂血症(中性脂肪が非常に高い場合)
  • 薬剤性
  • ウイルス感染
  • 外傷
  • 特発性(原因不明)

などがあります。

症状

急性膵炎は以下のような症状を急に引き起こします。

  • みぞおち〜左上腹部の強い痛み
     背中に響くような痛みが特徴
  • 吐き気・嘔吐
  • 発熱
  • お腹の張り
  • 食欲低下不明)

命に係わる病気ですので、迅速な対応が必要です。

診断

当院ではまず以下を行います。

  • 血液検査
     アミラーゼ・リパーゼの上昇、炎症所見
  • 腹部エコー
    胆石の有無、膵周囲の炎症を確認

治療

急性膵炎の治療は、主に以下のような方法で行います。
✔ 1. 安静と絶食
膵臓を休めるために、一定期間食事を控えます。
✔ 2. 点滴
脱水の改善、炎症を抑えるため大量の輸液が必要です。
✔ 3. 胆石が原因の場合
胆管の詰まりを解除するため、
ERCP(内視鏡による治療) を行うことがあります。
✔ 4. 痛みの管理
鎮痛薬で症状をコントロールします。
基本的に入院治療が必要となりますので、早急に連携医療機関へご紹介いたします。
重症の場合は集中治療が必要になることもあります。

急性膵炎の予防

  • 過度の飲酒を控える
  • 食べすぎ・脂っこい食事を控える
  • 生活習慣病(高脂血症・糖尿病)の治療を行う
  • 胆石がある場合は定期フォロー

当院での対応

クローバー内科醫院では、消化器病専門医による丁寧な診察、超音波検査での膵の評価、血液検査を総合的に判断し、適切な治療へ繋げます。
「急にみぞおちが痛くなった」「飲酒後に強い腹痛がある」「胆石がある」と言われた方は、早めにご相談ください。